11月12日 ちょう寒い中、奈良の山添村へ巨石を見にいく事に。最近は行先決定で悩んでる間に時間だけが経過し結局行けないことの繰り返し。
AM9時尼崎出発。今回は阪神高速から西名阪国道を利用し奈良県の山添ICで降りるルート。 西名阪国道は無料区間もあり結構便利、平日は渋滞がひどいが日曜はガラガラで走りやすい。
山添IC降りるとすぐに山添えふるさとセンターに到着。
この敷地内にど~んと巨大な岩が展示してあります。その名も長寿岩
そのむかしこの地で地中深くマグマが固まり侵食されることなく固まり、地殻変動により地表に現れたそうな。。。
自然に丸く固まるのは不思議。 直径7m 重さ推定600トン
でも横からみるとかなり扁平しています
表面にはいろいろな模様と線みたいなものがありましたがたぶん自然にできたものだと。(一部のパンフには赤道と子午線が表記されているとあるが、、、違う感じ)
次に1kmほど戻り神野山へ入ってみる
途中の塩瀬地蔵。村指定の指定文化財との事
それからすぐのところにこんな看板が。40mくらいなので草木を押しのけ入ってみる。
真ん中の窪みのあるのが大師の硯石。
確かに水は溜まってましたが、、、塩水ではないような。舐めてみる勇気は無かったです。
道路に戻りさらに100mほど進むと鍋倉橋がありその橋の下の川が凄い事になってるとテレビで見ました。
駐車場にバイクを止め橋の下を眺めてみます。 カラス天狗のお迎え?
なんか凄い事になっています!水が流れず岩が流れてるような景色!!
古代人が築いた云々とかかれてますが、地元の方に伺うとここもその昔地表からマグマが噴出し冷えて固まり、帯状の溶岩が侵食によりこのような景色になったとか。
サイドに木製の階段が設けられていて最上部に行くことも可能だがやめておきます。
耳を澄ませるとかすかに岩の下部で水の流れる音が聞こえます。
鍋倉橋の方を見る。同じように岩だらけ。
神野山周辺はこれ以外にも謎の巨石だらけですが、本日のメインイベントである布目ダムのダム湖の東側の山中に鎮座する牛ヶ峯桝型岩へ行くことに。
布目湖をみながら何度も道を間違えましたがようやくその桝型岩の参道入り口に到着。この前に地元の共同墓地がありその駐車場にバイクを止める。
昼間でもうっそうと樹木が生い茂りちょっと躊躇しましたが進むことに。たったの800mで到着するとのこと。。。。あとで山登りの800mがどれだけしんどいか思い知ることに
結構急な階段を進みます。映像はかなり明るいですが実際はかなり暗いです。
途中台風で参道が崩れていて余計に体力が失われることに。。。
こんな斜面地も我慢してすすむと、、、
やっと到着。途中3回ほど休憩しましたがこの巨石を見て疲れが吹っ飛びました!
この巨石はまだ上にある超巨石の片割れとのこと。こちらを岩屋と呼び巨石下部には護摩壇を設けてるとの事。
大きさを比べる為ヘルメットを置いてみる。巨石の大きさはこれでわかるがヘルメットがシャレコウベにみえて不気味な感じになってしまった。
入り口上部にかすかではあるが大日如来の線刻がみてとれる
巨石の下部の護摩壇の様子。
この巨石の片割れが上部に残ってるので更に老体に鞭打ち上ることに
普通の巨石の上に杉が根をはっていました。すごい生命力。
ようやく見えてきました。祠もあります。
写真では小さく見えるようですがここだけに巨大な壁があるように見えます。下の岩が岩屋でこちらは桝型岩と呼ばれてます
その理由がこの写真。祠の上部あたりにこのような桝型の切り込みがありますが何の為かはわかりませんでした。
自然の摂理でこの巨石が割れたとのことだが、こんなにきれいに割れるものかと感心するばかり。 そういえば以前日本海側にある 玄武洞 にいったときに溶岩が固まって綺麗な六角柱になるのを見てきたが、やはり自然のなす業は凄い!
森林浴という優雅な登山ではなく、山中に一人っきり状態で早く戻ろうと降りるのだが下りも結構きつい。いろんな落葉や枝木で足元が滑りやすく慎重に戻ると地元の方とばったり会い山添村のことを色々教えていただいた。
ダムができるということでお墓を移設したり大変だったようです。
ようやく名阪国道の神野口ICまできました。神野山というくらいですので巨石には神様が宿っていたのかも?しれません
名阪国道より阪神高速でまったく渋滞なしで帰宅
走行距離220km 当分は巨石めぐりになりそうです。。。
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