2015年 奈良・明日香村いにしえのツーリング
10月28日 本日は奈良の明日香(飛鳥)へ行ってみる。この地域は土日の二輪通行規制があるので平日がいいと判断。
10時半出発。例のごとく阪神高速湾岸線から阪和道・南阪和を経て橿原へ1時間で到着。国道169号線をしばし南下、左折し県道155線に入る
最初の目的地である亀石へ。今回はメジャーな場所でなく主に石仏関係の場所を周ることに。奈良は京都と違ってバイクを停めるのに苦労しない。
散策路を200mほど歩くと亀石に到着
南西を向いている亀石が西を向くと天変地異が起こるらしいが、実際は天変地異が起こってからその衝撃で西を向く??
教科書通りの造形であるが、、、どう見ても亀には見えないが。現代人が今の知識で名付けただけなので本当はもっと違ったものかも?
次に155号線から近い石舞台古墳へ。ここは5年程前TDR250で行ってるが変わってるだろうか?
途中自転車での観光客が見かけたが、レンタサイクルが人気のようだ。車は駐車場に置き自転車で回られてる方が結構多い。
バイクは無料の駐車場があり便利。どこかの修学旅行生が大勢で石舞台へ行ったのでしばらく休憩してから見に行くことに。
5年前となんら変わっていなかった。見学料250円払い場内へ
石室を作る様子
歴史書では蘇我馬子の墓?と言われてるが実際のところは全く誰の墳墓か不明の事らしい。宮内庁管轄ではないので皇族ゆかりの墓ではないのだろう
反対側 上部右側の岩が重さ77tで最大
中へ入ってみる
中から外の様子
近くに石棺も復元されている
5年前となんら変わってなく落ち着いて見学できた。
次は前から行きたかった酒船石へ。この石は幾何学的な模様が彫ってあり何か神秘的な要素を持ってるような気がする
万葉文化館にバイクを停めて徒歩で
前回の嵯峨の竹林に劣らず、立派な竹林を行くとその石は静かに鎮座していた
表面の幾何学模様は左右対称に見える。
酒や油を搾る石では?との説もあるようだが実際はこれに水を引く遺跡も見つかったので水を引いて何かしたのだろう。私には占いごとに使われたのではないかと思ったが。水が左右どちらに流れるかで何かを決めた・・・誰でも考え付くなー
次に聖徳太子誕生の場所である橘寺へ
やはり奈良はのんびりしている。受付のおばさんは居眠り状態であった。そばには4個入りの柿が100円で売ってる。350円払って西門より入る
聖徳太子像のある本堂
黒駒(太子の愛馬)
本堂裏にある二面石。飛鳥時代のもので人間の善悪二面を表したものらしい
善人顔
悪人顔
流石に聖徳太子ゆかりの物が多い
受付のおばさんがお勧めと言っていた往生院へ。写経場であるが天井画が素晴らしいとの事。オーブみたいな光の球体はレンズの反射だろう
廊下からの景色 素晴らしいの一言
素晴らしい天井画。格子の中に綺麗な華が260点描かれている。
次はネーミングが変な遺跡、鬼の雪隠と鬼の俎(まないた)へ
畑の中にぽつんとその遺跡はある
これももとはと言えば誰かの墓であったろうに。後世で雪隠呼ばわりされてさぞかし悔しいに違いない?すぐ近くの竹やぶにこの墓の蓋(鬼の俎)がある
これが鬼の俎 一応柵があり宮内庁管轄となっている。という事は皇族ゆかりの墓か?雪隠呼ばわりしてもOKかー?
雪隠(トイレ)と俎(まないた) 本当に一緒にするにはやはり変・・・
でも周辺景色は抜群
最後に猿石がある欽明天皇陵へ
同じ場所に吉備姫王墓がありそこに猿石がある
一見すると分からないが柵の中をよく見ると左右に猿石が。これも猿には見えないが、、、
左側の石
右側の石
平日だからと思うがそれでも奈良はゆっくりと回れるので、観光地としては好きな場所である。また地域限定して回ろうと思う
4時40分無事帰宅 走行距離198km
こんにちは楽しく拝見させて頂きましたよー。
え~石舞台有料になったんですかー。
小学生の頃、遠足と言えばこちら方面でしたかねー懐かしく感じます。バイクの免許を取りたての頃、今で言うツーリングでよく訪れた所の一つで、当時は結構砂利道が多かったですよー。
by 影風響 (2015-10-29 15:46)
半分以上行っています。
by U3 (2015-10-29 21:19)
影風響さん もうかなり前から有料でーす。周辺道路は整備され結構きれいですが停止出来ないようにコーンが並べまくってます。やはり入場料を取らないとやっていけないのでしょうね?
by tomi_tomi (2015-10-29 21:44)
U3さん コメント有難うございます。奈良へは結構行かれてるのですねー。
by tomi_tomi (2015-10-29 21:55)